お宿はライブハウスのすぐ近くに素泊まりの宿を見つけておいたので、そこに荷物を置きに。レトロで雰囲気のある民宿でした。

若い奥さんが部屋まで案内してくれたので、宿から
すけあくろ(ライブハウス)への行き方を聞くと、奥さんはしょっちゅうライブを聴きにすけあくろへ行ってると言います。
「席は椅子には座っちゃダメ!階段じゃないと見えない。階段は通路でもあるから確保は難しいけど、ガンバレ!」と熱いエールをいただきました。
そんなこんなで、夜8時開場までもうすぐ!
やっぱり気合でお化粧を直すけど、
ハナレグミにがっつりメイクはイメージじゃないので、軽く。(一応いろいろ考える)
商店街のど真ん中にあるライブハウスへ。宿から徒歩2、3分といったところ。もう、みんな並んでいる〜。しかも、羽田で見た若者たちと同じくらいの人ばかり。しかたない。好きなんだもん。許して。
会場に入ったけど、階段はもうカメラマンらしき人たちが占拠していたので、あきらめて普通の席へ。会場はぎちぎちにつめても70人くらいしか入らないだろう。椅子はビールのケース。いい雰囲気。
ビールを買ってきて、プシュ!
おかげで石垣島まで一人で来れました。ありがとう!と感謝&祝いの一杯。んま〜。(この時点でもう二日酔いを忘れてる)
そして、結構待っていよいよ永積君登場!始まったのはなんと9:00。いいなあ。東京ならもう終わってる時間だよ!
永積君「何を歌おっかな」と、全然決めてなさそう。ライブ感わくわく。ギターを爪弾いてなんとなく歌いだしたけど、ものすごいギターの音が丸い、やさしい!声もふわっと丸く広がる。。。

がしかし、前に座っていた女の子が大きめの帽子をかぶっていて、全然姿が見えない!
隣の女性もこちらに頭を寄せているので、わたしも頭を寄せると”頬寄せ合って”状態になるのでそれはチョット…。
で、椅子席の最後尾だったこともあり、ずーっと図のようなふてくされた様な姿勢で聴く羽目に…。(でも、そんな変な体勢も全然苦にならなかったですが)
ここで、わたしは今回のライブでやってみたいことがあって…。
それは義姉が言っていた格言で、「好きなミュージシャンの歌を聞くときは、CDであろうが何万人のコンサートだろうが、自分の耳元で、自分一人のために歌ってると思うべし!」というのを、どうしても実践してみたかったのです。
意識を集中して義姉の言うとおり、脳内変換してみる。

…義姉の言ってることは正しかった!今まで特に意味のなかった歌詞は、わたしの体験したこと・感じたことに置き換わって、はっきりととらえられる。2人だけの世界。幸せな優越感がやってくる。すごいよ、お義姉さん!
ライブで聴いて一番感じたのは、彼の音楽は思っていたより「影(陰)のエッジが立っていた」ということでした。
もっともっと明るい人、明るい音楽だと思っていたのです。
でも、生で感じたものは、暗いものもたくさん持っているということ(暗さが漂ってるわけでは全然ない。むしろ明るいライブ)。とても男臭いものも。
彼ももう大人だから、当然といえばそうなのだろうけど、そんな部分は少ない、もしくは出てこないんだと思っていたのです。やっぱりなんでも、本物じゃないとわからないことがたくさんあるんだ。
彼の魅力がわたしの中で倍増でした。
そして、表現者として、押しだけじゃなく引きのテクニック(?)を持っているということ。
表現するというのは、相手に何かを差し出すことだと思っていたのですが、引くことで相手(お客さん)が自分から入ってくる。
うまく言えないけど、潮の満ち引きとでもいったらいいのでしょうか?
きっとそれは押すことより難しい。
それができるのが本物なのだろう。
そんなこんなで色々感じながらも、「サヨナラcolor」ではちょっとうるっと来ちゃいました!
まさに、まさに、わたしのために歌っている〜!
その歌があるとは知ってましたが、初めて聴いてこんなにぐっと来るとは。。。
でも、あの曲のときなんとなく会場の空気が変わったから、他のお客さんも男女ともにみんな同じ思いだったのかも。
絶品でした。。。
興奮冷め止まぬままにライブは終わりましたが、時計を見たらなんと12:00ちょっと前!
永積君もアンコールは声が枯れてたけど、当然か!
いや〜、ほんっと〜に来てよかった!!!!!
ゆうべも(違う意味で)すごい一夜だったけど、今夜はもっとすごかった!
何かをちょっと掴んだような、そんな気分の石垣の夜でした。